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 【バラ科 サンザシ属】  Crataegus cuneata
  サンザシ  
【 山査子 】   別名 / 
 ●落葉低木(らくようていぼく)
 ●高さ:3m
 ●花期:4〜5月 両性花
(りょうせいか)
 ●果期:9〜10月
 ●分布:中国中南部原産(江戸時代に薬用として渡来)
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P661

2008.5.6 岡山市「半田山植物園」
5弁の白い花を枝先に数個つける。上の写真では雄しべは20本程度,花柱は5個確認できる。花柄や萼片には軟毛があるが,果期には無毛になる。この日,サンザシの花には,数百匹のコアオハナムグリが集まっていた。
H16.10.28 岡山市「半田山植物園」 H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
ナシ状果。頂部に萼片(がくへん)が残る。
ナシ状果:花床(かしょう)が肥大し果実を包み込んでいる偽果(ぎか)
種子。
H16.1.4 岡山市「半田山植物園」 H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
落葉低木。うねるような樹形。 樹皮は灰褐色で不規則な割れ目がある。
H16.10.28 岡山県「半田山植物園」 H16.10.28 岡山県「半田山植物園」
上部は3〜5裂することが多い。写真は3裂し付け根には托葉(たくよう)がある。托葉には鋸歯が目立つ。 こちらは中裂(ちゅうれつ)していない葉。不規則な鋸歯が見られる。
H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
H16.1.4 岡山市「半田山植物園」 H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
枝には小枝が変化した刺がある。

●備 考●
  1. トキワサンザシ属のトキワサンザシや,ヒマラヤトキワサンザシは庭木としてよく見かけるが,サンザシを見かけることは少ない。(わたしは植物園でしかみたことがない。)果実は健胃・消化・止血などの薬用にされるそうだ。

メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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