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2006.4.16 岡山市「半田山植物園」 |
葉の展開とほぼ同時に開花する。 |
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2006.4.16 岡山市「半田山植物園」 |
白色の花が散形(さんけい)状,散房(さんぼう)状に3〜4個つく。(上の写真では6個もついている)
花弁は5個で,先端部が切れ込む。萼片(がくへん)の縁には鋸歯がある。 |
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2006.4.16 岡山市「半田山植物園」 |
2004.3.12 岡山県「21世紀の森」 |
花柄,萼片(がくへん),子房,柱頭などの各部は無毛。サクラ属を見分ける際には重要なポイントになる。 |
茶褐色の複数の芽鱗に包まれた冬芽。 |
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2006.4.16 岡山市「半田山植物園」 |
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横長の皮目が目立つ一般的なサクラ属の樹皮。 |
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●備 考●
- 桜餅に用いられる葉
- オオシマザクラの葉は,桜餅を包む葉に用いられることで知られている。桜餅の独特の香りは,オオシマザクラの葉に含まれるクマリンという芳香族化合物による。かつて,武士が臭い消しに鎧甲に入れたと言われるフジバカマの葉も同じくクマリンを多く含むことで知られている。
- ※クマリン=マメ科,セリ科などの植物に含まれる芳香族化合物。干し草や塩漬けの桜の葉の香りの本体で,香料原料に用いられる。 (三省堂提供「大辞林 第二版」より)
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |