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 【バラ科 キイチゴ属】  Rubus palmatus
  ナガバモミジイチゴ  
【 長葉紅葉苺 】   別名 /−−
 ●落葉低木
 ●高さ:2m
 ●花期:4月
 ●果期:6〜7月
 ●分布:本州(中部地方以西),四国,九州
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) 

2008.3.5 岡山県美咲町
2005.4.24 岡山県「大平山」 2008.3.5 岡山県美咲町
早春に白い花を下向きにつける。花弁は5個。中央には雄しべと雌しべが密集している。花柄や萼(がく)は有毛。
2006.5.5 岡山県吉備中央町
葉は互生(ごせい)。葉の形には変異が大きく,切れ込みのないものも見られるが,浅く3裂した葉がもっとも普通。うら面には,脈上にわずかな伏毛(ふくもう)と,鉤形の刺があり,気付かず触ると結構痛い。
H15.6.15 岡山県「自然保護センター」 H16.11.29 岡山県「自然保護センター」
この個体の葉は,切れ込みが深い。 秋の紅葉はなかなか美しい。
2006.5.5 岡山県吉備中央町 H15.10.29 岡山県「21世紀の森」
枝には刺があり,無毛。ふつうは緑色をしている。 細い枝は赤味を帯びている。やや反った長いトゲがある。
側芽(そくが)は紡錘形で,枝から離れた方向に向いている。紅色の芽鱗(がりん)が5〜7個ある。
H17.6.6 岡山県「大平山」 H17.5.22 岡山県吉備高原
6月に入り,いたるところで黄色く熟した果実が見られるようになった。美味しい。 道路沿いで見つけた果実。ひとつだけ熟したのがあった。

● 備 考 ●

  1. ナガバモミジイチゴは,西日本を中心にごく普通に見られる。中部地方以北の東日本には,モミジイチゴがあるが,これは葉が5裂するものが多い。あまり厳密に区別する必要がないという説もある。

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