バラ科キイチゴ属ミヤマフユイチゴ,学名:Rubus hakonensis,かのんの樹木図鑑
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【バラ科 キイチゴ属】 | Rubus hakonensis | |
【 深山冬苺 】 別名 /−− | ||
●つる性常緑小低木 ●高さ:−− ●花期:9〜10月 ●果期:11〜1月 ●分布:本州(関東地方以南,新潟県以西),四国,九州 |
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参考文献 ・高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P608 |
2011.11.20 岡山県高梁市川上町 | |
2011.6.11 岡山県新見市 | |
H16.8.26 岡山県吉備中央町豊岡上 | 2011.6.11 岡山県新見市 |
葉は互生(ごせい),縁には細かな鋸歯(きょし)がある。同属のフユイチゴに比べて,葉の先端部が尖るのが特徴。 | 葉裏の様子。脈上にわずかに毛がある。 |
H16.12.04 岡山県吉備中央町小森 | H16.8.26 岡山県吉備中央町豊岡上 |
縁には歯牙状の細かな鋸歯(きょし)がある。葉の表面にも短い毛が散生しているのが分かる。 | 花弁は萼(がく)より短い。同属のフユイチゴは,ほぼ同長。 |
2011.11.20 岡山県高梁市川上町 | |
2006.11.25 岡山県「宇甘渓」 | 2006.11.25 岡山県「宇甘渓」 |
一見するとツボミのように見えるが,これは花期が終わり,萼がいったん閉じているところ。中では果実が成熟を始めている。 | 果実が熟すと,閉じていた萼が開き,みずみずしい果実を露出する。果実は甘酸っぱくて美味しい。この時期にあるキイチゴは珍しい。 |
2006.11.25 岡山県「宇甘渓」 | 2011.6.11 岡山県新見市 |
茎にも白い毛が密生している。 | 托葉(たくよう)は長さ5〜9o。深く切れ込み,落ちやすい。 |
フユイチゴとミヤマフユイチゴの比較
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深山に生育するフユイチゴの意味。フユイチゴは,冬季に果実が実ることによる。 | ||||||||||||
岡山県全域に広く分布する。 |
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