バラ科バラ属ミヤコイバラ,学名:Rosa paniculigera,かのんの樹木図鑑
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 バラ科 バラ属】  Rosa paniculigera
 ミヤコイバラ  
【 都薔薇 】   別名 /−−
 ●落葉低木
 ●高さ:
 ●花期:6〜7月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:本州(新潟・長野県以西),四国(北部),九州(北部)
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P554
2010.6.24 岡山県高梁市有漢町
2011.6.11 岡山県新見市
葉は互生(ごせい)。長さ5〜12pの奇数羽状複葉(うじょうふくよう)。小葉(しょうよう)は倒卵状楕円形から長楕円形で長さは2〜3p,ふつう2〜4対。両面とも無毛。葉軸には刺と腺毛(せんもう)がある。 ※オオフジイバラには,腺毛がない。
2010.6.24 岡山県高梁市有漢町
H16.6.13 岡山県「自然保護センター」 H16.6.13 岡山県「自然保護センター」
両性花(りょうせいか)を枝先に多数つける。直径2〜3pで,花弁は5個。雄しべは多数ある。雌しべの花柱には毛が多い。 ※同属のノイバラは無毛。花期はノイバラのほうが早い。
H16.9.26 岡山県「自然保護センター」 2006.11.5 岡山県「自然保護センター」
光沢のある偽果(ぎか)をつける。 偽果をほぐすと,中から「そう果」が出てくる。私が試したものは1つの偽果に9個のそう果が入っていた。(上の写真)種子はこのそう果の中にある。。
2006.1.5 岡山県吉備中央町 2011.6.11 岡山県新見市
枝には鉤状の刺と,腺毛(せんもう)がある。
2011.6.11 岡山県新見市
托葉(たくよう)は,葉柄と合着し縁には腺毛(せんもう)がある。 よく似たノイバラは,くしの歯状に深く切れ込む。
見どころ
名の由来
岡山県情報
岡山県下には,ノイバラ(Rosa multiflora),モリイバラ(R. jasminoides)危急種,ヤブイバラ(R. onoei )危急種,ミヤコイバラ(R. paniculigera),ヤマイバラ(R. sambucina),テリハノイバラ(Rosa wichuraiana)が自生する。ノイバラは最もふつうに見かける。 ※「岡山県野生生物目録2003」より
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