バラ科シモツケ属イブキシモツケ,学名:Spiraea nervosa,by.かのんの樹木図鑑
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 【バラ科 シモツケ属】 学名 :Spiraea nervosa
イブキシモツケ 
【 伊吹下野 】   別名 / キビノシモツケ 
 ●落葉低木
 ●高さ:1〜1.5m
 ●花期:4〜6月
 ●果期:7〜8月
 ●分布:本州(近畿地方以西),四国,九州
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P688-689
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
2009.4.29 岡山市御津虎倉
道路沿いの崖にたくさん自生しているのを見つけた。まさに,岩礫地でたくましく繁殖しているようだ。
2009.4.29 岡山市御津虎倉 2009.4.29 岡山市御津虎倉
枝先に散房花序をつける。花弁は5個で白色。 葉は互生(ごせい)。葉身は卵形から菱形状楕円形,長さ2〜5p。山渓ハンディ図鑑には,基部は広いくさび形または円形とあるが,どちらかというと狭いくさび形に見える。
基部を除き,粗い鋸歯が並ぶ。表面は葉脈がくぼみ,しわが寄ったように見える。若いときには表面に軟毛が散生する。裏面には,軟毛を密生する。
2011.7.27 岡山県新見市
新見市で見たイブキシモツケ。こちらは葉身の基部は心形。
2012.10.20 岡山県真庭市落合垂水
果期は7〜8月なので,成熟した果実はすでに落ちているだろう。
見どころ
果実は長さ2o。5個ずつ集まって付き,褐色に熟す。
名の由来
滋賀県の伊吹山で発見されたことによる。
岡山県情報
岡山県内では,中部を中心に分布する。近縁のシモツケS. japonicaは北部に分布,コデマリS. cantoniensisは中国中部原産で稀に野生化している。
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