バラ科サクラ属エドヒガン,学名:Prunis pendula,by.かのんの樹木図鑑
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 【バラ科 サクラ属】 学名 : Prunis pendula
 エドヒガン
【 江戸彼岸 】
別名/アズマヒガン(東彼岸),ウバヒガン(姥彼岸),タチヒガン(立彼岸)
英名/Early Spring Cherry 
 ●落葉高木
 ●高さ:15〜20m
 ●花期:3〜4月
 ●果期:5〜6月
 ●分布:本州,四国,九州
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P486
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P336

2010.3.27 岡山市御津勝尾
葉の展開前に開花。萼筒(がくとう)の基部がまるく膨らんで壺形になる。花は淡紅色から白色で,花弁は5個,先端に切れ込みがある。萼や花柄には開出毛(かいしゅつもう)が密生する。
2010.3.27 岡山市御津勝尾 2010.3.27 岡山市御津勝尾
開花直前のつぼみ。 展開する新葉。
2010.3.27 岡山市御津勝尾 2010.3.27 岡山市御津下田
樹皮は暗灰褐色で,横の皮目(ひもく)があり,不規則に縦に裂ける。
2010.3.27 岡山市御津下田
見どころ
●果実は,核果(かくか)。直径約1pの球形で,黒紫色に熟す。
●サクラの中では最も寿命が長く,各地で天然記念物や名木とされるサクラには本種が多い。
●園芸品種が多く,シダレザクラ(イトザクラ),ベニシダレなど。ソメイヨシノは,エドヒガンとオオシマザクラの雑種と考えられている。
名の由来
●春のヒガンのころ開花し,江戸で多く見られたことに由来するとされる。
●別名のウバヒガン(姥彼岸)は,“葉”の展開前に開花することを,“歯”のない老婆に擬えた名とされる。
岡山県情報
岡山県内では,全域に分布。
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