バラ科ボケ属ボケ,学名:Chaenomeles speciosa,かのんの樹木図鑑
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 【バラ科 ボケ属】  Chaenomeles speciosa
  ボ ケ  
【 木瓜 】   別名/ カラボケ
 ●落葉低木
 ●高さ:2m
 ●花期:3〜4月
 ●果期:7〜8月
 ●分布:中国原産
(平安時代にはすでに渡来していたと言われる)
参考文
「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P645

2008.4.12 岡山市「半田山植物園」
春先,葉の展開前に美しい花を咲かせる。中国が原産。園芸品種が多く出回り,花色は紅色から桃色,白色と多岐にわたる。
2008.4.12 岡山市「半田山植物園」 2008.4.12 岡山市「半田山植物園」
クサボケに比べて,葉の先がとがり鋸歯(きょし)が鋭い。
ただし,中には先端が丸い葉も混じるので全体的な傾向としてとらえる必要がある。
短枝(たんし)の先はとがって刺になる。
托葉
(たくよう)の鋸歯もクサボケより尖っているようだ。
H15.7.22 岡山県「21世紀の森」
一般的なことかどうかは不明だが,赤い新葉が目立っていた。赤い色素は有害な紫外線から新芽を守る働きがあるという。
H17.3.11 岡山県吉備中央町下土井 2008.4.12 岡山市「半田山植物園」
花芽(はなめ・かが)と思って撮ったのだが…?葉の展開前に開花するという… 雄花。
H17.4.10 岡山県「21世紀の森」 H17.4.10 岡山県「21世紀の森」
両性花(りょうせいか)。中央には多数の雄しべがあり黄色い葯(やく)と花粉が目立っている。 両性花(りょうせいか)は子房(しぼう)が大きいと言うことだが,その時に気をつけて見なかったのでよく分からない。
2008.4.12 岡山市「半田山植物園」
樹皮は灰褐色。クサボケに比べると太い幹が目立つ。
クサボケ(Chaenomeles japonica
分布・原産国 樹高 葉の先端
ボケ 中国原産 1〜2m とがる
クサボケ 本州,四国,九州 30-100p 丸みがある
あまり大きくならず,美しい花をつけることから庭木や盆栽として用いられる。果実は,砂糖煮や果実酒に利用される。
名の由来
中国名を木瓜(モッカ)といい,その音が訛化して「ボケ」になったとされる。
岡山県情報
自生しない。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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