バラ科ビワ属ビワ,学名:Eriobotrya japonica,かのんの樹木図鑑
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 【バラ科 ビワ属】  Eriobotrya japonica
  ビ ワ  
【 枇杷 】   別名 /−−
●常緑高木
●高さ:6〜10m
●花期:11月〜翌年1月
●果期:5〜6月
●分布:中国からの渡来説が有力。
本州(東海以西),四国,九州で野生化
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P656
(2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P329
(3) 千葉喬三監修,山陽新聞社,岡山の樹木(上),1989年,P140
葉身23p,葉柄1.5p,幅6p (04/12/27)
H15.1.18 岡山市半田山植物園 H15.1.4 岡山県御津郡御津町虎倉
H15.1.4 岡山県御津郡御津町虎倉
葉は互生(ごせい)し,短枝に束生する。葉身は長さ15〜20pの狭倒卵形。
葉の縁は少し裏面に巻き込み,上半分に粗い鋸歯がある。
表面には細脈が密にあり,鈍い光沢がある。主脈は上面はくぼみ,裏面に大きく隆起する。
裏面は全面に毛が密生しスポンジ状,白っぽく見える。表面にもはじめは毛があるが,後に無毛。
H15.1.4 岡山県御津郡御津町虎倉
枝先に円錐花序(えんすいかじょ)をつける。図鑑によると小さな花が100個近くつくらしい。花弁は5個で,萼(がく)や花序には褐色の毛が密生している。
H16.1.18 岡山市「子供の森公園」 H15.1.4 岡山県御津郡御津町虎倉
花が終わっていたが,ハエが集まっていた。冬に咲く花には,ハエなどの昆虫をあてに花粉を媒介しているものが多い。 葉芽(はめ・ようが)。褐色の毛に覆われている。
H16.12.27 兵庫県「王子動物園」
ビワの果実は偽果(ぎか)で,食する部分は,子房ではなく,肥厚した花床(かしょう)
2015.5.3 岡山市犬島
2009.6.14 岡山市犬島
ナシ状果(花床(花托)が子房を包み込んだ偽果),直径は3〜4p。5〜6月に橙色に熟し,美味。頂部には,萼片(がくへん)が残る。おそらくカラスなど大型の鳥類や,タヌキなどのほ乳類に食され,野生化しているのだろう。
2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島 H15.1.4 岡山県御津郡御津町虎倉
樹皮は灰褐色。左は若木の幹だが,縦に浅い裂け目ができており,部分的に樹皮が細かく剥がれ落ちかけている。右は成木の幹で,はやり部分的に樹皮が剥がれ落ちた跡が残っている。
イヌビワは,「びわ」と名が付くが,クワ科イチジク属の落葉小高木。ビワとは「科」のレベルで縁遠い関係である。
果実は食用になり,千葉県,静岡県,長崎県,鹿児島県など暖地で栽培される。日本での栽培種では「茂木(もぎ)」「田中(たなか)」が知られる。
材は弾力があり,木目が美しいので,櫛,印材,木刀,杖などに用いられる。
(1)
葉を乾燥させたものは生薬名を「枇杷葉
(びわよう)」といい,咳止め,去痰(きょたん),利尿,健胃などに用いられる。(2)
名の由来
果実の形が楽器の「琵琶(びわ)」に似ていることに由来する。(2)
岡山県情報
岡山県内各地で野生化したものが多数見られる。
県西北部の石灰岩地で野生化している
(3)とのことだが,比較的乾燥に強く,瀬戸内海の大飛島や犬島でも自然状態にあるものを多数見かけた。
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