 |
2013.9.7 吉備中央町(旧加茂川中学校) |
 |
 |
H14.12 岡山市「総合グランド」 |
H15.10.18 岡山市「生涯学習センター」 |
緑色でへいたんな樹皮(じゅひ)。遠目に見ても美しい。アオギリの「アオ」は,この樹皮(じゅひ)の色に由来する。 |
 |
 |
H15.10.18 岡山市「生涯学習センター」 |
H15.10.18 岡山市「生涯学習センター」 |
掌状(しょうじょう)に,3〜5裂する大型の葉をつける。大きな葉をつけるものには,「○○キリ」という和名がついている場合が結構ある。(イイギリ,アブラギリなど。ただし,キリはゴマノハグサ科なので分類上はまったく異なってくる。) |
 |
 |
H15.10.18 岡山市「生涯学習センター」 |
2006.9.24 岡山県吉備中央町 |
|
袋果(たいか)。成熟する前に心皮(しんぴ)が裂開し,緑色の種子を現す。 |
 |
 |
2016.1.11 岡山市「太陽の丘公園」 |
H17.3.12 岡山市「生涯学習センター」 |
|
果期は9月頃だが,3月にもわずかに果実を残していた。ユニークな舟形。 |
 |
 |
2006.12.25 岡山市「生涯学習センター」 |
冬芽は,茶褐色の毛が密生した球形。先端が頂芽でひとまわり大きい。横にあるのが側芽で小さい。葉痕(ようこん)は,楕円形で,維管束痕(いかんそくこん)が多数見える。 |
● 備 考 ●
- 本来は国内では沖縄にのみ自生するが,樹皮や樹形の美しさから公園樹や街路樹として各地に植栽され,暖地を中心に逸出・野生化した個体が見られる。
- 岡山県内でも,南部を中心に中部に至るまで逸出・野生化が見られる。吉備高原でも,林縁部などで希に目にすることがある。
-
- アオギリ科の樹木は,熱帯に多く,日本ではなじみが薄い。しかし、カカオノキ(チョコレートの原料)や,コラノキ(コーラ飲料の原料)など有用な樹種が含まれる。
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです
|