アカネ科ヤエヤマアオキ属ハナガサノキ,学名:Morinda umbellata,by.かのんの樹木図鑑
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 アカネ科 ヤエヤマアオキ属】 学名 : Morinda umbellata
 ハナガサノキ
【 花笠の木 】   別名 / 
 ●常緑つる性木本
 ●長さ:3〜6m
 ●花期:6〜8月
 ●果期:10〜12月
 ●分布:九州(種子島以南),沖縄
参考文献
1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑5>,2001年,P333
2) 川原勝征,『新版 屋久島の植物』,南方新社,2003年,P89

▲数個の核果(かくか)が,合着して液質の集合果をつくる。写真は未熟だが,10〜12月に橙色に熟す。
▲葉は対生(たいせい)。「裏面は無毛または,脈上に毛があり,脈腋に毛叢ががある」とのことだが,写真は若い葉のためか,裏面全体に軟毛が密生している。
▲葉柄の付け根の上にあるのが托葉。基部が合着して筒状になっている。
2014.8.3 鹿児島県熊毛郡屋久町 志戸子
海岸近くの林縁に生育する常緑ツル性木本。屋久島では比較的,目にすることは少ないようだ。
名の由来
「花笠の木」と書く。枝先に付く頭状花序を「花笠」に例えたのだろうか。私の目から見れば,果実のほうがはるかにインパクトがあるのだが…。
岡山県情報
岡山県には自生しない。
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