アカネ科 ハクチョウゲ属】  Serissa japonica
  ハクチョウゲ
  
【 白丁花,満天星 】   別名 /バンテイシ,ハクチョウボク
 ●常緑低木
 ●高さ:0.5〜1m
 ●花期:5〜7月
 ●果期:日本では普通,果実ができない。
 ●分布:中国原産 ※各地で植栽される。
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花 」(山と渓谷社)P329
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P138

H15.6.3 岡山県吉備高原「21世紀の森」 H15.6.3 岡山県吉備高原「21世紀の森」
斑入りの園芸品種もかなりよく見かける。
葉は対生
(たいせい)。葉身の長さ2p,質はやや堅く,光沢がある。葉縁は全縁(ぜんえん)
H16.5.30 岡山県吉備高原
花序はやや紫がかった白色。花冠は漏斗状で5深裂し,さらに,裂片が浅く3裂する。花弁上には細かな毛が密生している。
2005.5.28 岡山県吉備高原 2004.5.30 岡山県吉備高原
長花柱花(ちょうかちゅうか)
雌しべが長く,雄しべは短く,ほとんど見えない。
短花柱花(たんかちゅうか)
雄しべが長く,雌しべは短くて見えない。
5本の雄しべははっきりと見える。
見どころ
萌芽が盛んで,刈り込みに強いことから,生け垣にも利用される。
名の由来
花がフトモモ科のチョウジ(丁子)に似ていることによる。
岡山県情報
台湾や中国大陸,インドシナが原産。西日本の各地で植栽される。
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