春の七草

平成16年2月8日(日)
平成17年2月6日(日)

  岡山県佐伯町にある自然保護センターで行われる春の七草観察会に親子で参加しました。平成15年から数えて今年で3回目の参加になりました。子供たちは七草などに興味はなく,勝手に遊んでいましたが…。それでも,外はやっぱり気持ちいい。
 最後に七草がゆをいただいて帰りました。スーパーへ行けばいくらでもおいしい野菜がならんでいるのに,どうして人は,わざわざ山野のものを食べたがるんのでしょう?そんなことを考えていると不思議な気持ちになります。
 セ リ
 大きく生長するとあくがつよくなって食べられない。採集する際は根から抜くことが大切だそうだ。根がおいしいらしい。

 センター内で,もっとも間違えやすかったのはキツネノボタン。いずれも三出複葉だが小葉(しょうよう)が3裂することで区別できる。

 ドクセリは,岡山県内ではめったに見られないとのこと。しかし,猛毒なので注意が必要。
 間違えやすい植物
 これが,キツネノボタン (←↑)

セリとよく似た水辺の環境に生えるので紛らわしい。
よく見ると小葉(しょうよう)が3深裂しているのが分かる。しかし,左の写真のように若い葉は本当に見分けにくい。
一番区別しやすいのは,味わってみることだそうだ。セリは明らかにセリの味がする(当たり前だが…)。対して,キツネノボタンは何とも言えない嫌な味がする。
 ナズナ
アブラナ科 ナズナ(Capsella bursa‐pastoris)
 ペンペングサの名の方が有名。アブラナ科でいかにも美味しそう。センター内では,同じような小さな白い花を付ける。


アブラナ科 タネツケバナ ←↑

ロゼットの感じや葉の付き方が,ナズナに似ている。休耕田などにはやたらに多く見られた。
 ゴギョウ(ハハコグサ)

ゴギョウ
ハハコグサ(Gnaphalium affine)

 ゴギョウまたは,オギョウ。ハハコグサが正式和名でこちらの方が一般的。これが食べられるとはにわかに信じがたい。センター内では,似たものとして同属のチチコグサがあるが,こちらはほとんど見られなかった。
 ハコベラ(ハコベ)


ハコベラ
ハコベ(Stellaria neglecta)


大きなかたまりが,たくさん見られた。柔らかそうで美味しそうに見える。
ホトケノザ(コオニタビラコ)
 耕していない田んぼやそのあぜ道にみられるそうだが,センター内でもほとんど見かけなかった。葉には毛がなく,ふちには刺状の鋸歯(きょし)が見られた。
 似たものとしてオニタビラコがあるそうだが,こちら公園や道ばた,庭などに生えるので,生育場所でも区別できるということ。
 なお,ホトケノザのという呼び名は現在では,シソ科のホトケノザを指し,まったくの別物である。
 また,センター内では,オランダミミナグサがよくにた小さな葉を付けていたが,毛深いことで容易に区別できた。
 
 間違えやすい植物
これは,オニタビラコ。(↑→)

葉は,ずいぶんと大ぶりで毛深いこれは,田んぼの畦に生えていたものだが,本来は公園や庭などもっと乾燥した場所に生える。
これは,オオジシバリ (↑)
葉の形や大きさはコオニタビラコにそっくり。でも,あまりにも群生しているのでなんだか違うような気がする。尋ねてみるとオオジシバリとのこと。たしかに,葉がやや面長(?)で,明らかに赤味を帯びている。

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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