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ジャノヒゲ

ユリ科 ジャノヒゲ属                       多年草
学名 : Ophiopogon japonicus
( 蛇の髭 ) 別名/ リュウノヒゲ
花 期  7〜8月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 山野の林内
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P443


2005.3.6 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
 林内でよくみかけるジャノヒゲ。紺色の種子がなんとも可愛らしい。
ヤブランなどと同じく,果皮(かひ)が薄くて早期に脱落するので,上の写真は種子ということになる。
2006.11.25 岡山県「宇甘渓」 2009.7.8 岡山県高梁市
 外側の青い部分は多肉質で厚みがあり、爪で簡単に剥くことができる。中には半透明な球形のものがある。これがおそらく胚乳で、上の写真で目玉のように見えるのがおそらく胚だろう。そうすると、青い部分は種皮ということになる。通常の種子では種皮は硬い殻を形成するのが普通だが、ジャノヒゲでは多肉質なので摩訶不思議な気がする。
 直径9oの種子が種皮を剥くと直径7o程度になるので、種皮の厚みは約1oもあることになる。
やや紫色を帯びた白い花を総状につける。花被片(かひへん)は6個。
下向きにひっそりと咲き,山中ではなかなか気付きにくい。


 岡山の伝承遊びに「クスダマ鉄砲」というのがある。竹の筒でつくる空気銃だが,その玉にジャノヒゲの種子が使われる。全国的にはどうだか分からないが,私の住む地域(岡山県吉備高原地域)では,ジャノヒゲの種子を「クスダマ」と呼ぶ高齢者が多い。試しにネット検索したが,クスダマではほとんどヒットしなかったところをみると,岡山県内限定の呼称かも知れない。
 「クスダマ=クスノキの果実」と考える方が自然だろう。クスノキの果実の代用として、ジャノヒゲが使われる内に、本家本元を凌いでクスダマと呼ばれるようになったとも考えられる。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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