オオバコ

オオバコ科 オオバコ属               多年草
学名 : Plantago asiatica
(大葉子) 別名/ シャゼンソウ(車前草)
花 期  4〜9月
分 布 本州・四国・九州
生育地 日当たりの良い道ばたや荒れ地
参考文献
山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1野に咲く花」P134


H16.9.12 岡山県「自然保護センター」 H16.9.12 岡山県「自然保護センター」
日常的に見かける風景。オオバコは人が多く往来するような場所に多く見られる。オオバコは、葉がすべて根生し、しなやかで強い葉をもつため、”踏まれ”に強い。 花茎を数本伸ばして,小さな花を穂状に多数付ける。花は下から順に咲き上がり,雌性先熟。つまり,雌しべのほうが先に機能し,受粉後雄しべが成長してくる。
このように1個体内の雌雄の成熟期をずらすことで自家受粉を避けているわけである。
H16.9.12 岡山県「自然保護センター」 H16.9.12 岡山県「自然保護センター」
萼(がく)の間から柱頭(ちゅうとう)が伸びている。花茎の先端部にだけ残っていた。 受粉が行われ雄性期に入った花序。花冠が萼の上に出て開出している。
2006.11.21 岡山県吉備中央町「大平山」 2006.11.21 岡山県吉備中央町「大平山」
果実は、蓋果(がいか)。つまり、果皮が横に割れて蓋(ふた)が取れるように裂ける。(スベリヒユなどにも見られる)
手で触れただけでも、紫色の蓋(ふた)が、ぽろぽろと落ちる。果軸には、下半分の器だけが残る。
2006.11.21 岡山県吉備中央町「大平山」
中の種子は蓋(ふた)と一緒に、脱落するようだ。種子は4個ずつ入っているようだ。


オオバコの種子は湿ると粘り,靴の裏などに付着して分布を広げる。人の往来が多い道に多く見られるのもそのためである。漢名の「車前草」も車の車輪によって分布を広げるオオバコの戦略をよくとらえた名前といえる。

岡山県下に自生するオオバコ科植物
「岡山県野生生物目録2003年度版」より

オオバコ(Plantago asiatica.)
ヘラオオバコ(Plantago lanceolata.) ヨーロッパ原産
セイヨウオオバコ(Plantago major.) ヨーロッパ原産 ※種子が6〜7個
トウオオバコ(Plantago major var. japonica) 海岸付近に多い
ツボミオオバコ(Plantago virginica) 北アメリカ原産

参考:全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」 
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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