ナス科ナス属ヒヨドリジョウゴ,学名:Solanum lyratum,かのんの樹木図鑑
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ヒヨドリジョウゴ

ナス科 ナス属                       多年草 
学名 : Solanum lyratum
(鵯上戸)別名/ホロシ,ツヅラゴ,チャラコ,セッカコウ
花 期  8〜9月
分 布 日本全土
生育地 山野,林縁
参考文献
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P132
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本V合弁花類,平凡社,1981年,P94
(3) 高橋勝雄著,野草の名前 秋・冬〈山渓名前図鑑〉,2003年,P263
(4) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2004.8.22 岡山県加賀郡吉備中央町
集散花序(しゅうさんかじょ)に小さな白い花を多数つける。合弁花(ごうべんか)。花冠は深く5裂し,大きく後ろへ反りかえる。黒褐色の葯(やく)が5個,黄緑色の花柱(かちゅう)を囲むようにつく。
2012.11.24 岡山県美咲町 2005.10.30 岡山県加賀郡吉備中央町
液果は球形で直径約8o。
赤くツヤがあり瑞々しくどう見てもおいしそうだが,ソラニンを多く含むので有毒とされる。
2005.10.30 岡山県加賀郡吉備中央町
2012.11.24 岡山県美咲町
枝はツル状で,毛が密生している。葉は互生(ごせい)。基部近くでは,深い切れ込みがある独特の形をしている。葉の両面に細かな毛がある。
全草有毒。特に果実にはソラニンが含まれており食べられない。漢方では「白英(ハクエイ)」という名の生薬として利用されていた。
岡山県内では下の三種がよく似ている。
花の色
ヒヨドリジョウゴ 軟毛が密生 下部の葉は3〜5裂,基部は心形
ヤマホロシ 淡い紫 無毛 下部の葉は3〜5裂,基部は円形〜切形
マルバノホロシ 淡い紫(まれに白) 無毛 全縁。長楕円形。基部はくさび形。
名の由来
ヒヨドリが好むという意味だが,実際はそうでもなく,ヒヨドリがついばむ姿を想像してつけた名前であろうとされている。
また,平安時代までは,「ほろし(保呂之)」の名前があり,その後,「つぐみのいいね(豆久美乃以比禰)」とも言われ,江戸時代に,「ひよどりじょうご(鵯上戸)」の名前に定まったともいわれる。
別名のセッカコウ(雪下紅)は,冬になっても赤い実を残しているという意味で,野鳥もあまり好まないことを表している。
一説には,ニワトリがこれを食べると死ぬとされる。しかし,せっかく赤い果実をを実らせるのに食べてくれるものがいないというのは,おかしい気がするが…。
岡山県情報
ヒヨドリジョウゴは岡山県内一円に広く分布する。同属のヤマホロシ,マルバノホロシに比べると圧倒的によく目にする。
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