ミズアオイ科 ミズアオイ属             1年草
学名 : Monochoria korsakowii
( 水葵 )別名/ ナギ
花 期  9〜10月
分 布 北海道・本州・四国・九州         
生育地 水田,沼,湿地
参考文献 山と渓谷社「野に咲く花」P450


H16.8.15  岡山県「自然保護センター」 H15.9.7 岡山県「自然保護センター」
水面から長く柄をのばして葉を広げる。このような育ち方をするものを「抽水植物」という。
H15.9.21 岡山県「自然保護センター」 H15.9.7 岡山県「自然保護センター」
岡山県版RDBで,絶滅危惧種に指定されている。自然保護センターでは,水田一面ミズアオイに覆われるまでになる。
青紫色の花を総状につける。1日花。
H16.9.5  岡山県「自然保護センター」 H16.9.5  岡山県「自然保護センター」
花序には,葯(やく)が青紫色の雄しべ1個と,黄色の雄しべ5個がある。青紫色の葯をもつ雄しべは,開花前に花粉を出し,自家受粉をする。一方,黄色の葯をもつ雄しべは,開花後に花粉を出す。
やや下方にちょんと白い点が見えるのが雌しべ。

おもしろいのは,花序には左右対称の2タイプがあるということ。雌しべの位置はほぼ同じだが,青色の葯(やく)をもつ雄しべの位置が右よりのものと,左よりのものがある。
2005.10.16  岡山県「自然保護センター」
刮ハ(さくか)を割ってみると,思いの外小さな種子が多数入っていた。ミズアオイは1年草であるから、この種子のみが来年へ命をつなぐ手段である。
2006.9.24  岡山県「自然保護センター」
ミズアオイの葉柄(ようへい)の断面。小さなしきりでたくさんの空洞が作られている。抽水植物ならではの工夫のひとつだろう。
ホテイアオイに似ているが,ホテイアオイが水面を漂うのに対して,ミズアオイは根を地中に伸ばす。かつては葉を食用にした。古名のナギは,「菜惣」に由来する。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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