マメ科ヌスビトハギ属アレチヌスビトハギ,学名:Desmodium paniculatum,かのんの樹木図鑑
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アレチヌスビトハギ

マメ科 ヌスビトハギ属                         1年草
学名 : Desmodium paniculatum
(荒れ地盗人萩) 別名/−−
花 期  7〜9月
分 布 北アメリカ原産
生育地 荒れ地,道ばた
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P278
(2) 林弥栄監修,野草見分けのポイント図鑑,講談社,2003年,P274
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

H16.6.27 岡山県吉備高原 H16.6.27 岡山県吉備高原
葉は三出複葉。ヌスビトハギよりも大きい。 小葉(しょうよう)は,基部から主脈(しゅみゃく)のあたりにそって色の薄いところが見られる。表面には,伏毛(ふくもう)が密生している。
H16.6.27 岡山県吉備高原 H16.6.27 岡山県吉備高原
葉のうら面にも,伏毛(ふくもう)が密生している。
H16.9.12 岡山県「自然保護センター」 H16.9.12 岡山県「自然保護センター」
蝶形花(ちょうけいか)。大きな旗弁(きべん)がよく目立つ。 ヌスビトハギの仲間とコマツナギは,一度とびだした雄しべと雌しべは竜骨弁(りゅうこつべん)の中に収納されない。他のマメ科の蝶形花は虫が去ると再び竜骨弁取り込まれる。
2005.9.20 岡山県吉備中央町 2005.9.20 岡山県吉備中央町
旗弁(きべん)が前方にうなだれて雄しべと雌しべを覆い隠している蝶形花(ちょうけいか)が多く見られた。 ヌスビトハギの節果が2個の小節果からなるのに対して,アレチヌスビトハギは通常4〜6個の小節果からなる。
2006.10.8 岡山県「自然保護センター」 2006.10.15 岡山県「自然保護センター」
節果の表面には,カギ状の毛があり,動物の毛に付着して,種子を散布する。衣類に付くと,取り除くのに骨が折れる。 豆果(とうか)の中には,小さいながらも「マメ」がちゃんと入っている。おいしそうなので食べてみたら,青臭くて不味かった。
2008.10.19 岡山県吉備中央町
熟した節果は茶褐色になり,簡単にばらばらになる。
葉がほぼ無毛のヤブハギに対して,葉が有毛。ヤブ(藪)に生えるハギ(萩)の仲間の意味だろう。
岡山県情報
アレチヌスビトハギは,岡山県南部を中心に全域に広く分布する。路肩や荒れ地などに多く見かけ,雑草というイメージが強い。

岡山県内に自生するDesmodium属(ヌスビトハギ属)
和名 主 な 特 徴
葉のつき方 その他
フジカンゾウ 小葉は5〜7枚 葉は下部に集中しない。
アレチヌスビトハギ 三出複葉 葉は下部に集中しない。
帰化。小葉は細い。小節果は5〜6個
ヌスビトハギ 三出複葉 葉は下部に集中しない。 頂小葉の最も幅広の部分は,葉の中央よりもやや基部より。
マルバヌスビトハギ 三出複葉 葉は下部に集中しない。 頂小葉の最も幅広の部分は,葉の中央よりもやや先端より。
ケヤブハギ 三出複葉 葉が下部に集まる。 葉は有毛。
ヤブハギ 三出複葉 葉が下部に集まる。 葉はほぼ無毛。
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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