ケシ科キケマン属フウロケマン,学名:Corydalis pallida,かのんの樹木図鑑
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フウロケマン

ケシ科 キケマン属                               越年草
学名 : Corydalis pallida
(風露華鬘) 別名/−−
花 期 4〜7月
分 布 本州(中部地方以西)・四国・九州
生育地 山地や低地の日当たりの良いところ
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P299
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本U離弁花類,平凡社,1982年
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年,P304


2012.4.28 岡山県高梁市川上町
2004.4.18  岡山県吉備中央町「宇甘渓」
距(きょ)が後方に長く,下向きに曲がる。
2007.4.30 岡山県「津黒高原」 2007.4.30 岡山県「津黒高原」
葉は1〜2回羽状複葉。葉軸や茎は紫色を帯び,瑞々しい質感。
2004.4.18  岡山県吉備中央町「宇甘渓」 2004.4.18  岡山県吉備中央町「宇甘渓」
ケシ科キケマン属は,青紫色もしくは黄色の筒状花を付ける。似たものが多いので黄色の花をつける岡山県に分布するキケマン属を集め,特徴をまとめてみた。
ナガミノツルケマン(ナガミノツルキケマン)は,県内全域に分布するが,明らかに大型で,果実が1列に並ぶなどの特徴が分かりやすい。
キケマンは,岡山県南部から海沿いに分布し,岡山県版RDBで準絶滅危惧に指定されている。
ヤマキケマンフウロケマンミヤマキケマンについては,分布域も重複しており,その見分けについては刮ハの形状が極めて重要なようである。

ミヤマキケマンは,フウロケマンの変種で,フウロケマンよりもやや大型で,刮ハのくびれが著しいということだが,中間型もあるとのこと(3)。

刮ハの形状 高さ 岡山県内の分布
キケマン 狭披針形,ほとんど数珠状にならず 南部,(準絶滅危惧)
ヤマキケマン 著しく屈曲 40-80p 北部〜中部
フウロケマン 線形,やや数珠状 15-40p 全 域
ミヤマキケマン 線形,著しく数珠状 20-45p 北部が中心,中部
ナガミノツルケマン
(ナガミノツルキケマン)
線状倒披針形
果実が1列に並ぶ
100p 全 域
名の由来
花の形が華鬘(けまん)に似ることによる。華鬘(けまん)とは,元は実物の花を用いて作られたインドの女性の装飾具であり,後に仏像や仏堂の装飾品(銅に金メッキした団扇形のもの)についても指すようになった。
参考・引用文献 高橋勝雄著,山と渓谷社,山渓名前図鑑「野草の名前 春」,2002年
フウロ(風露)については,フウロソウ(風露草)と同じ字が当てられている。フウロソウについては,「牧野新日本植物図鑑」で語源不明とされている。
岡山県情報
岡山県内では吉備高原面を中心に全域に広く分布する。
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