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ヘクソカズラ

アカネ科 ヘクソカズラ属 
学名 : Paederia scandensx 
(屁糞蔓) 別名:ヤイトバナ(灸花),サオトメバナ(早乙女花)
花 期  8〜9月
分 布 日本全土
生育地 日当たりのよい山野
参考図書 
山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」
「検索入門 野草図鑑@つる植物の巻」(保育社) P69


2009.8.24 岡山県加賀郡吉備中央町
2003.9.21 岡山県和気郡和気町 2004.7.4 岡山県和気郡和気町」
小さな可愛らしい花をつける。花冠は白く先端で5裂する。中央部は紅色で長い毛が密生している。どんな昆虫がどのように受粉に関わっているのか見てみたいものだ。
2009.8.29 岡山県加賀郡吉備中央町
アリが忙しく花冠に出入りしていた。意外とこの花の花粉を運ぶのはアリなのかもしれない。ハリブトシリアゲアリの仲間か。
2003.10.26 岡山県吉備中央町 2004.9.12 岡山県和気郡和気町
黄金色の果実を長く残す。冬になりまわりの葉がすべて落ちると一段と目立つ。
長く形をとどめるためリースの材料としてよく利用されるようだ。
2004.7.4 岡山県和気郡和気町」 2005.10.02 岡山県和気郡和気町
葉は対生(たいせい)する。厚みがあり両面に毛がありざらつく。葉の形や大きさには変異があり,一見して何の葉か迷うこともあるが,もんでみるとその臭気ですぐにヘクソカズラと気付く。
2005.11.13 岡山県「大平山」 2006.9.24 岡山県和気郡和気町
黄葉がすすんだ葉。この頃になると匂いもかなり弱まっている。 ホシホウジャクの幼虫。ヘクソカズラを食草とする数少ない昆虫のひとつ。ホシヒメホウジャクも同様。


ヘクソカズラの臭いのもとは、細胞内に蓄えられたペデロシドという物質。葉や茎が食害を受けることでこれが分解され、メルカプタンという揮発性物質が生成され悪臭として働く。これにより、ヘクソカズラを食草とする昆虫はほとんどいない。しかし、中には例外もおり、ヘクソカズラヒゲナガアブラムシは、ヘクソカズラの汁を吸い、成分を体内に蓄積することで、テントウムシの捕食から逃れていると言われている。また、スズメガ科のホシヒメホウジャクホシホウジャクの幼虫もヘクソカズラを食草とすることが知られている。チョウ目の幼虫の多くは狭食性を示すが、このスズメガ科の両者は、誰も手を出さない植物を選択したことで、食草を独占できる。

参考文献:「身近な雑草のゆかいな生き方」、稲垣栄洋著、2003年、草思社
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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