ウラボシ科クリハラン属クリハラン,学名:Neocheiropteris ensata,かのんの樹木図鑑
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クリハラン
ウラボシ科 クリハラン属                    単葉,常緑性
学名 : Neocheiropteris ensata
( 栗葉蘭 ) 別名/ ウラボシ,ホシヒトツバ 
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄
生育地 湿った林下や谷間に群生
高 さ 30〜50p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P40
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P15
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.8.24 岡山県新見市
地上または岩上に着生し,太い根茎は長く這う。葉の縁は波状。包膜はない。
胞子のう群(ソーラス)は円形〜楕円形で直径3〜5o。
初めてクリハランを見たとき,ヒトツバかと思ったが,ヒトツバが乾燥した場所を好むのに対して,渓谷沿いの湿った場所であったことや,葉の側脈のくぼみが深いことからヒトツバではないことが分かった。
名の由来
葉が栗のようであり,岩上に着生する様子を蘭に見立てたのであろう。
岡山県情報
岡山県内では中部から北部にかけての渓谷や石灰岩地に分布する。
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