ウラボシ科ヒトツバ属ヒトツバ,学名:Pyrrosia lingua,かのんの樹木図鑑
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ヒトツバ
ウラボシ科 ヒトツバ属                    単葉,常緑性
学名 : Pyrrosia lingua
(一つ葉) 別名/ 
分 布 本州(茨城県以西),四国,九州,沖縄
生育地 乾燥した岩上や樹上に着生し群落をつくる
高 さ 10〜30p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P49
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P14
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2011.12.30 岡山市御津虎倉
2012.2.19 岡山県赤磐市「布都魂神社」
2013.1.19 岡山県高梁市「磐窟渓」
胞子のう群(ソーラス)は葉裏の前面につく。胞子のう群(ソーラス)をつけていない葉は裏面に褐色の毛が密生している。
2013.1.19 岡山県高梁市「磐窟渓」
岩上にしばしば群生している。比較的,乾燥には強いようだ。
葉は厚く硬い。裏に褐色の星状毛を密生する。
葉は2形。胞子葉はやや細長く,裏面に胞子のうをつける。
根茎は硬い針金状で長くはう。
名の由来
地面からいきなり葉が生えているように見えるため「ヒトツバ」なのだろう。
実際には,単葉のシダ植物はほかにもいろいろあるが,ノキシノブなどは細すぎて葉という感じではないのだろう。
岡山県情報
岡山県全域に分布する。乾燥に強く県南部で普通。
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