チャセンシダ科チャセンシダ属トラノオシダ,学名:Asplenium incisum,かのんの樹木図鑑
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トラノオシダ
チャセンシダ科 チャセンシダ属       常緑性,1〜2回羽状複葉
学名 : Asplenium incisum Thunb.
( 虎の尾羊歯 ) 別名/ 
分 布 北海道,本州,四国,九州,沖縄(稀)
生育地 岩上や崖,街中の石垣など。
乾燥にも比較的強い。
高 さ 20〜30p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P129
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P112
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(4) 北川淑子著,シダハンドブック,文一総合出版,2007年,P41

2012.12.31 岡山県加賀郡吉備中央町「鳴滝森林公園」
2013.1.7 岡山県高梁市巨瀬町「塩坪八幡神社」
幅の狭い葉(上左右)と幅の広い葉(下左右)
一見異なるが細部を検討すると,羽片の基部上側の羽片が大きく,胞子のう群(ソーラス)が「八の字」に付くなど共通する点が見えてくる。
基部付近の破片は小さい。
葉は2形。栄養葉は胞子葉より小型。
葉柄の裏面は紫褐色になることが多い。
葉柄の表面に浅い溝がある。
包膜は線形で八の字に並ぶ。
イヌシダに似るが両面無毛。イヌシダは表面に白い毛が多い。
名の由来
長く伸びる葉を「虎の尾」に見立てた。
岡山県情報
岡山県内全域に分布し,人家付近でも普通に目にする。
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