チャセンシダ科チャセンシダ属コバノヒノキシダ,学名:Asplenium sarelii,かのんの樹木図鑑
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コバノヒノキシダ
チャセンシダ科 チャセンシダ属                常緑性
学名 : Asplenium sarelii Hook.
(小葉の檜羊歯) 別名/ 
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州
生育地 崖や岩上,石灰岩地に多い
高 さ 10〜30p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P132
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P179
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(4) 北川淑子著,シダハンドブック,文一総合出版,2007年,P61

2012.8.24 岡山県新見市
2013.1.6 岡山県玉野市「深山公園」
  • 葉は厚い草質,光沢はない。
  • 葉軸の中央は凸に盛り上がる。
  • ソーラスは裂片に1〜3個つき,包膜は細長い。
  • 葉柄基部の鱗片に格子状の模様がある。基部は無毛。

コバノヒノキシダとトキワトラノオは,生育環境が似ており,羽片の形も似ている。図鑑の記述をもとにまとめてみた。
鱗片の基部 葉の表面 葉の厚み
コバノヒノキシダ 無毛 光沢なし 草質
トキワトラノオ 有毛 光沢あり 革質
名の由来
ヒノキシダより,さらに小さな葉をもつことによる。ヒノキシダはヒノキのような葉をもつことによる。
岡山県情報
岡山県内では中部を中心に全域の岩角地,石灰岩地,石垣などに生育する。
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