チャセンシダ科チャセンシダ属イヌチャセンシダ,学名:Asplenium tripteropus,かのんの樹木図鑑
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チャセンシダ科 チャセンシダ属                   常緑性
学名 : Asplenium tripteropus
( 犬茶筅羊歯 ) 別名/-- 
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州
生育地 湿った岩壁
高 さ 20〜30p
参考図書
(1) 本間三郎編集,野草検索図鑑8 シダ,学習研究社,1985年
(2) 池畑怜伸著,写真でわかるシダ図鑑,トンボ出版,2008年
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲見た目はチャセンシダと変わりないが,本種は湿った岩上に生育する。
▲葉柄の翼が両側と下面の3枚ある。
2015.7.4 岡山県津山市
見た目はチャセンシダに酷似しているが,本種は葉柄の(よく)が3枚あり,チャセンシダは2枚あることで区別できる。また,生育環境は本種が湿った岩壁であるのに対して,チャセンシダは山野の路傍や岩上。
名の由来
植物名の場合,「イヌ」は「役に立たない」という意味を含むことが多く,逆に「イヌ」のつかない本家本元は有用である場合が多い。
しかし,本種の場合は本家本元のチャセンシダが何かに役立つという話は聞いたことがないので,「偽物」というような意味を含んでいるのかもしれない。
岡山県情報
岡山県内では,中部から北部にかけて分布するが多くはない。(※3)
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