オシダ科オシダ属オオイタチシダ,学名:Dryopteris pacifica,かのんの樹木図鑑
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オオイタチシダ
オシダ科 オシダ属                 常緑性,2回羽状複葉
学名 : Dryopteris pacifica (Nakai) Tagawa
( 大鼬羊歯 ) 別名/ 
分 布 本州(東北地方南部以西),四国,九州,沖縄
生育地 林下
高 さ 40〜70p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P207
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P102
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(4) 池畑怜伸著,写真でわかるシダ図鑑,トンボ出版,2008年,P93

▲最下羽片の下向き小羽片は長い。(ヤマイタチシダは,本種よりやや短い) ▲裂片の先端に鋸歯がある。
▲鱗片はほとんど平面状で黒褐色。
2013.1.1 岡山市北区御津虎倉
山の北側斜面下にて。
2013.1.11 岡山県高梁市「臥牛山」
池畑氏のいう「細葉型」のオオイタチシダではないかと思う。
2013.1.27 岡山県備前市「鹿久居島」
オオイタチシダのツヤなし型と教えてもらった。
  • 最下羽片の下向き小羽片が長い。
  • 葉の先端が急に細くなる。
  • 裂片に鋸歯がある。
  • 葉面に光沢がある。
  • 葉柄下部の鱗片は黒褐色で,鋸歯はない。
名の由来
ヤマイタチシダよりもやや大型であることによる。
岡山県情報
岡山県全域に広く分布し,普通。
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