オシダ科オシダ属オオベニシダ,学名:Dryopteris hondoensis,かのんの樹木図鑑
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オオベニシダ
オシダ科 オシダ属                  常緑性,2回羽状複葉
学名 : Dryopteris hondoensis Koidz.
( 大紅羊歯 ) 別名/ 
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州
生育地 低山の林下
高 さ 30〜80p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P173
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P151
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲最下羽片の下向き第一小羽片は,ベニシダのように小さくなく,羽状に切れ込んでいる。
▲羽片に5o程度の軸がある。 ▲鱗片は黒褐色で細い。
2013.2.8 岡山県加賀郡吉備中央町上竹「大八幡神社」
2013.1.27 岡山県総社市山手
2013.1.27 岡山県備前市「鹿久居島」
イタチシダのなかまかと思ったが,詳しい方からオオベニシダと教えていただいた。「羽軸や中軸に鱗片が少ない」と図鑑にあるが,上の個体にはかなり鱗片があるのがやや気になる。
  • 最下羽片は上向き小羽片より下向き小羽片の方が少し長い。
  • 葉面には光沢がなく,黄色っぽい。
  • 羽片には5o程度の軸がある。(トウゴクベニシダはほぼなし)
  • 羽軸,中軸に鱗片は少ない。
名の由来
オオベニシダと名がつくが,ベニシダと変わりない大きさ。
岡山県情報
岡山県内全域に広く分布する。南部に多い。
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