オシダ科キヨスミヒメワラビ属キヨスミヒメワラビ,学名:Dryopsis maximowicziana,かのんの樹木図鑑
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キヨスミヒメワラビ
オシダ科 キヨスミヒメワラビ属          常緑性,2回羽状複葉
        *カツモウイノデ属にまとめられることもある。
学名 : Dryopsis maximowicziana (Miq.) Holttum et Edwards
( 清澄姫蕨 ) 別名/ シラガシダ(白髪羊歯)
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州
生育地 山地の林下,湿ったところ
高 さ 40〜120p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P139
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(4) 池畑怜伸著,写真でわかるシダ図鑑,トンボ出版,2008年,P71

▲最下羽片の形は特徴的。
2013.1.19 岡山県高梁市「磐窟渓」
2013.1.19 岡山県高梁市下谷町
(感想)
1月19日:車窓から一見して,これまで見たシダと異なることが分かった。ぱっと見た目で葉柄,葉軸の半透明の鱗片が目につく。葉の色は淡い緑色,羽片の先端は丸みを帯び優しい感じがする。この日,高梁市内の2か所で本種を確認した。
  • 葉柄に白い鱗片が密生している。
  • 1mを越える大型のシダ
  • 最下羽片の形が特徴的(下向きの羽片の長さ)
名の由来
「キヨスミ」は,千葉県の清澄山(きよすみやま,きよずみやま)に由来するようだ。シダにはこの清澄山に由来する和名がいくつかある。
岡山県情報
岡山県全域の二次林,植林下。県南では少なく,中部から北部にかけて普通に見られる。
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