オシダ科イノデ属ヒメカナワラビ,学名:Polystichum tsus-simense var.tsus-simense,かのんの樹木図鑑
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ヒメカナワラビ
オシダ科 イノデ属                  常緑性,2回羽状複葉
学名:Polystichum tsus-simense (Hook.) J.Sm. var.tsus-simense
( 姫鉄蕨 ) 別名/ 
分 布 本州,四国,九州
生育地 山地の岩上や岸壁
石灰岩地や結晶片岩地に特に多い
高 さ 40〜60p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P140
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P127
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.8.24 岡山県新見市
根茎は斜上。
葉柄の鱗片は線形で黒褐色〜黒色
葉質は硬紙質〜やや革質
胞子のう群(ソーラス)は葉身の下部につき,包膜がある。
小羽片は長さ約1p。
オオキヨズミシダは,本種の変種で,小羽片は独立せず鱗片は明るい。
名の由来
「カナワラビ」は,葉が革質でかたく,表面が金属光沢を放っていることによる。「ヒメ」は,ほかのカナワラビに比べて小型であることによる。
岡山県情報
岡山県では全域に分布し,中部〜北部で普通。石灰岩地や結晶片岩地にみられる。
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