オシダ科オシダ属ベニシダ，学名：Dryopteris erythrosora，かのんの樹木図鑑
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オシダ科　オシダ属　　　　　　　　　　　　　　　　　　常緑性，2回羽状複葉
学名　：　Dryopteris erythrosora (D.C.Eaton) Kuntze （　紅羊歯　）　別名／
分　布	本州，四国，九州
生育地	林下に普通
高　さ	50～120㎝
参考図書 (1) 光田重幸著，検索入門　しだの図鑑，保育社，1986年，P172 (2) 阿部正敏著，葉によるシダの検索図鑑，誠文堂新光社，1996年，P118 (3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 (4) 北川淑子著,シダハンドブック,文一総合出版,2007年,P48-49



2012.8.24 岡山県新見市

葉柄は若いとき紅紫色
包膜は若いとき紅紫色
羽軸の裏面に袋状鱗片がやや密につく。
葉柄の鱗片は細長く，褐色～黒褐色。
葉にはやや光沢があり厚い。
最下羽片の下向きの小羽片が短い。

芽立ちの頃の葉や若い葉の裏につく胞子のう群（ソーラス）が赤いことによる。(4)

岡山県全域に広く分布する。

北川淑子著「シダハンドブック」には，「葉の光沢と先の丸い小羽片が規則正しく並ぶ様子で，慣れると一目で分かる。」と書かれている。
また，光田重幸著「検索入門しだの図鑑」には，「ベニシダ類でも最も普通に見られるもの」と書かれている。しかし，同書には「ベニシダ類は種類が多く，区別も微妙…」ともある。
初心者である私にとっては，いわゆる普通のシダで，どこをどう見ればよいか分からないシダのひとつ。（2013.1.4）

（注）作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので，まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです