メシダ科コウヤワラビ属イヌガンソク,学名:Onoclea orientalis,かのんの樹木図鑑
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メシダ科 コウヤワラビ属                       常緑性
学名 : Onoclea orientalis
( 犬雁足 ) 別名/ 
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 山地の沢筋
高 さ 0〜0p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年
(2) 池畑怜伸著,写真でわかるシダ図鑑,トンボ出版,2008年
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(4) 本間三郎編集,野草検索図鑑8 シダ,学習研究社,1985年
(5) 北川淑子著,シダハンドブック,文一総合出版,2007年

▲葉はときに1mを超える。(※2)私が想像していたよりもはるかに大きかった。先端は急に狭くなる。やや厚みのある紙質で,光沢はない。両面とも無毛。(※5)
胞子葉(ほうしよう)は,秋になって出てきて,春に胞子を散らす。(※1) 冬でも朽ちず,ユニークな形であることから,生け花に利用される。(※2)。また,これを雁の足に見立てて「ガンソク」と呼ばれる。
2014.10.26 岡山県真庭市蒜山(ひるぜん)下和(したお)山乗(やまのり)渓谷」
名の由来
 ガンソクは,クサソテツの別称。クサソテツは,若芽をコゴミといい山菜として食される。本種は,胞子葉がクサソテツに似ているが,役に立たないものとして「イヌ」を付けられたのだろう。

 ちなみに,ガンソク(雁足)は,胞子葉をガン(雁)の足に見立てたと言われている。
岡山県情報
岡山県全域に広く分布する。中部から北部にかけて普通。(※3)
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