ホウライシダ科ホウライシダ属タチシノブ,学名:Onychium japonicum,かのんの樹木図鑑
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タチシノブ
ホウライシダ科 ホウライシダ属                  常緑性
学名 : Onychium japonicum (Thunb.) Kunze
( 立忍 ) 別名/ 
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄,小笠原
生育地 低山地や人家近くの斜面に普通
高 さ 30〜70p
参考図書
(1) 光田重幸著,検索入門 しだの図鑑,保育社,1986年,P113
(2) 阿部正敏著,葉によるシダの検索図鑑,誠文堂新光社,1996年,P181
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(4) 北川淑子著,シダハンドブック,文一総合出版,2007年,P66

▲生育環境。本種のほかにはイノモトソウやテリハヤブソテツなどが見られた。
2013.1.5 岡山県倉敷市「美観地区」
▲胞子葉
裂片の幅が狭い。
▲栄養葉
裂片の幅が広い。光合成のためにはこの方が確かに有利だろう。
2013.1.19 岡山県高梁市「磐窟渓」
  • 葉は細かく葉柄に溝がある。
  • 葉は2形。栄養葉は裂片の幅が広い。
名の由来
「シノブ」は「カグマ」と同様,シダの古名。忍玉(しのぶだま)のシノブに似て,丈が高いことによる。
岡山県情報
岡山県内全域に分布する。特に南部に多い。
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