サンショウウオ目オオサンショウウオ科オオサンショウウオ,学名:Andrias japonicus,かのんの樹木図鑑
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 オオサンショウウオ

サンショウウオ目 オオサンショウウオ科
学名 : Andrias japonicus
分   布 本州(岐阜県以西),四国,九州(一部)
生息環境 河川
そ の 他
参考文献
(1) 奥山風太郎解説,日本のカエル,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑9〉,2002年
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

20156.1 岡山県新見市神郷町油野「三室峡」
昼間だというのに川の隅でじっとしていた。
2017.7.26 岡山県真庭市蒜山「津黒高原」
渓流釣りを楽しんでいた子どもが,石の隙間から引っ張り出したそうだ。よく噛まれなかった。この辺りに住む人は,むやみに石の中に手を入れることはしないとか。
中国にすむチュウゴクオオサンショウウオとならぶ世界最大の両生類(※1)。
人為的に持ち込まれたチュウゴクオオサンショウウオとの交雑が近年,問題になっている。
名の由来
蒜山地方では,「はんざき」と言う。これは,上あごと下あごをもって二つに裂いてもまだ生きているほど生命力が強いからと言われている(※1)。かつては,蒜山では普通に食用にされ,味噌汁にオオサンショウウオの手が入っていたとか…。現在では,国の特別天然記念物に指定されており,食用にすることは禁じられている。
岡山県情報
岡山県では北部の中国山地に生息。岡山県版RDBで絶滅危惧T類,環境省が定めるレッドリストで絶滅危惧U類(VU)に指定されている。

岡山県真庭市は,「オオサンショウウオ生息地」として,1927年(昭和2年)4月8日に国の天然記念物の指定を受けた。(http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp)
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