無尾目アオガエル科モリアオガエル,学名:Rhacophorus arboreus,かのんの樹木図鑑
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無尾目 アオガエル科 | |
学名 : Rhacophorus arboreus | |
分 布 域 | 本州 |
繁 殖 | 4〜7月 池や水田近くの木の枝に産卵する。 |
生息環境 | 森林(林床,樹上) |
参考文献 小学館の図鑑NEO 両生類・爬虫類 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑9 日本のカエル」PP130-133 |
H17.6.12 岡山県「津黒いきものふれあいの里」 | |
「津黒いきものふれあいの里」の観察会に参加した際の写真。一部に産卵中のものも見られた。産卵中の個体が見られたのは6回目の観察会にしてはじめてということ。 田んぼの畦にも,モリアオガエルらしい卵塊が多数見られた。適当な木の枝がないばあいは,そのようなことがあるらしい。 シュレーゲルアオガエルよりはひとまわり大きく,ひとみの周辺部が赤味を帯びる。ここでは,グリーンの個体が多かったが,赤味をおびたまだら模様の個体もふつうに見られるらしい。体色を変化させることもできるということ。 |
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H17.6.12 岡山県「津黒いきものふれあいの里」 | |
卵塊は,真っ白と言うよりはやや茶色を帯びている。手で触れてみると,粘りけのあるスポンジ状で,力強く乾燥から守られているのが分かる。中には,不透明な白色の卵があった。 | |
2015.6.6 岡山県鏡野町 | |
防火水槽の上のヌルデの枝に産み付けられた卵塊。防火水槽の縁の草にも数か所産み付けられていた。 |
全体的な雰囲気で,何となく区別はできるのだが,確実な違いを見つけることはなかなか困難であるらしい。 モリアオガエルは,光彩が赤味を帯びている。シュレーゲルアオガエル(右写真)は,金色っぽい。 体の大きさは,モリアオガエルの方が明らかに大きい。 などの違いがポイントになるそうだ。 |
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岡山県全域に広く分布するが南部・中部では生息地は限定的で個体数も少ない。北部では普通。岡山県版RDBで,絶滅危惧U類に指定されている。環境省が定めるレッドリストには名前は挙げられていない。 | |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |