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ヤマアカガエル

無尾目 アカガエル科 アカガエル属
学名 : Rana (Rana) ornativentris
分   布 本州、四国、九州、佐渡島
繁   殖 2〜4月。産卵期は浅い池や沼,流れのない用水路
などへ来る。
生息環境 平地から山地の林床
参考文献
「岡山県野生生物目録2003」
山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑9 日本のカエル」


2005.8.10 岡山県「大平山」
ニホンアカガエルとたいへんよく似ている。黒班のある肩の部分が外側にでっぱっているのが分かりやすい特徴。
2006.2.16 岡山県「大平山」 2006.2.17 岡山県「大平山」
池に産卵に訪れていた。肩の部分の模様のでっぱりからヤマアカガエルであることが分かる。この日,すでに大きな卵塊が1カ所にあり,すこし前から産卵が行われていたことが伺われた。5〜6匹のカエルがいるのが見えたが抱接する姿はなかった。 丸で囲んだ辺りに,数匹分の卵塊があった。昨年も同じような場所に産卵していた。
2006.2.17 岡山県「大平山」 2006.2.27 岡山県「大平山」
翌日,卵の撮影をした。
まだ,球形をしているので産卵後間もないことがうかがわれる。
10日後,すでに細胞分裂が進み,形が相当に変わっていた。
別の場所に数匹分の卵塊がひとつと,1匹分の卵塊がひとつ新たに産卵されていた。こちらはまだ,球形をしていたので産卵後間もないと思われる。
2006.3.7 岡山県「大平山」 2006.3.13 岡山県「大平山」
さらに1週間後訪れてみると…
すっかりオタマジャクシらしくなっていた。ただ,まだ外エラがある。
また,新たな卵塊が数カ所に増えていたが,1匹分と思われるものばかりで,大きな塊は増えてはいなかった。産卵シーズンはほぼ終了のようだ。
またまた,一週間後…
もうすっかりと外エラも消え,立派なオタマジャクシになっていた。

ちなみに,まだニホンヒキガエルはまだ産卵にやってきていなかった。
2006.3.13 岡山県「大平山」
こちらは,上の写真の卵塊よりもおよそ一週間遅れで産卵されたもの。上の写真のものよりも明らかに成長が遅い。このところの寒暖の差の激しさのためだろうか…死んでいる卵も多かった。白い塊はカビの生えた卵だ。
2008.2.23 岡山県吉備中央町「大平山」
2008年は2月23日に今年初の卵塊を確認。卵塊はまだ3個ほどで発生の様子も初期なのでつい最近から繁殖が始まった模様。(1週間前には卵塊はなかったことを確認している。)
2009,7,10 岡山県吉備中央町「鳴滝森林公園」
まだ,やや小さい子ガエル。時間帯は夜10時ぐらい。えさを探しにやってきたのか。
2009.9.27 岡山県西粟倉村
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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