樹木観察をしていると,自然に目に入ってくる「きのこ」たち…。かれらも森林の大切な仲間です。ここでは,わたしが見つけた「きのこ」たちを紹介します。 | |
●ベニタケ科 ・かさが上に反りかえる ・柄が短い ・乳液がでるものはチチタケ属,でないものはベニタケ属 |
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アイタケ(ベニタケ科ベニタケ属) 学名:Russula virescens | |
上面に淡い藍色の模様があるのが特徴。カサは上に反りかえっており,軸が短いのはベニタケ科に共通の特徴。 |
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2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より | |
●ツチグリ科 | |
ツチグリ 学名:Astraeus hygrometricus | |
土の中から半分顔を出している。まだ生長段階。 2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より |
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●イグチ科 【イグチ科の特徴】 ・カサのうら面が網状になっている。 |
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クロアザアワタケ(イグチ科アワタケ属) 学名:Xerocomus nigromaculatus | |
うら面を傷つけると黒く変色するのが特徴。 2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜よりり |
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キニガイグチ (イグチ科ニガイグチ属) 学名:Tylopilus ballouii | |
うら面は白っぽい色だが,圧力をかけると変色する。 |
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2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より | |
キイロイグチ (イグチ科キイロイグチ属) 学名:Pulveroboletus ravenelii | |
触れると黄色い色が手に付着するほど黄色い。うら面は黒紫色で網目状になっているのはイグチ科に共通の特徴。 2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より |
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ミドリニガイグチ (イグチ科ニガイグチ属) 学名:Tylopilus virens(Chiu)Hongo | |
2004.8.15 岡山県「自然保護センター」定例観察会より | |
●オニイグチ科 | |
ベニイグチ (オニイグチ科ベニイグチ属) 学名:Heimiella japonica Hongo | |
2004.8.15 岡山県「自然保護センター」定例観察会より | |
●テングタケ科 ・ツバがある。 ・軸の基にコブ状のふくらみがある。 |
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コタマゴテングタケ(テングタケ科テングタケ属) 学名:Amanita citrina var.citrina | |
コタマゴテングタケと確定するにはもっと詳細に調べる必要があるが,この段階ではコタマゴテングタケが最有力候補として挙げられた。ツバと基のコブが分かりやすい特徴。 |
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2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より | |
ヘビキノコモドキ(テングタケ科テングタケ属) 学名:Amanita spissacea | |
上面の模様がヘビを思わせる。ツバと基のコブの特徴がよく分かる。 2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より |
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●イボタケ科 | |
ボタンイボタケ(イボタケ科イボタケ属) 学名:Thelephora aurantiotincta | |
2004.7.18 岡山県「自然保護センター」定例観察会〜夏のきのこ〜より | |
●サルノコシカケ科 | |
ヒトクチタケ (サルノコシカケ科 ヒトクチタケ属) 学名:Cryptoporus volvatus (Peck) Shear | |
2004.8.15 岡山県「自然保護センター」定例観察会より |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。