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ニセショウロ目 ツチグリ科 ツチグリ属
Astraeus hygrometricus
発生時期 夏〜秋
発生場所 土がむき出しの林道の土手や道端,崖の斜面
食   用 不食
参考文献
(1) 菅原光二著,小学館のフィールド・ガイドシリーズ10 きのこ,小学館,1991年
(2) 本郷次雄監修,新装版山渓フィールドブックス7 きのこ,山と渓谷社,2006年
(3) 本郷次雄監修,カラー版きのこ図鑑,家の光協会,2001年

2014.11.30 岡山県総社市岡谷「和霊山」
2004.7.18 岡山県
山頂へ向かう途中の土手の斜面に散生していた。
・直径は2〜3p。成熟すると,外皮は,7〜10片に裂けて星形に開き,湿気を帯びると開き,乾燥すると閉じる。
・外皮の表面は,白色で,網目状の模様が目立つ。
・幼菌は地下生で見つけにくい。
・内皮の頂孔から,褐色の胞子を飛ばす。*内皮の頂孔=球状の部分のてっぺん。

*きわめて普通種なのだそうだが,見つけるとなぜか嬉しくなる。足で踏んだり,棒でつついたりして,胞子を飛ばすのが楽しい。

(近縁種)
・コツチグリ…秋〜春にかけて,海岸のクロマツ林や山地のアカマツ林内地上に群生する。ツチグリよりやや小型,外皮は13〜15片に裂ける。内皮は,やや毛羽立った感じ。

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