(オオミスジコウガイビル?)
扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目 コウガイビル亜目コウガイビル科 |
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学名 : Bipalium nobile | |
分 布 | 外来種(本州・四国・九州の都市圏を中心に定着) |
生息環境 | 湿り気のある場所 (鉢の下など) |
そ の 他 | |
参考文献 「岡山県野生生物目録2003」 各種ネットの情報より |
2007.9.18 岡山県吉備中央町 | |
我が家の裏庭で草抜きをしていて発見。久しぶりに見たコウガイビル。小学生時代に思い切って手にとってみたものの、ものすごいネバネバ感に「2度と触るものか…」と思った苦い経験がある。しかし、今回のやつは、わたしの思い出の中のやつよりも数段大きく、明らかに別種のように思われた。 調べてみると外来種のオオミスジコウガイビルらしいことが分かった。コウガイビルは扁形動物門に属す。“ヒル”と名が付くが環形動物のヒルとは分類上全く異なる。「岡山県野生生物目録2003年度版」には、クロスジコウガイビルBipalium fuscolineatum Kaburakiのみが記載されているが、外来種のオオミスジコウガイビルが都市部を中心に定着しているという情報がネット上に多く見られるので、岡山県にもおそらく定着しているだろう。体に沿って走る3本のスジはやや薄いがたぶんオオミスジコウガイビルで間違いないだろう。 “コウガイ”は、半月形をした女性の髪飾りで、コウガイビルの頭部の形をそれに準えたらしい。ヒルと名が付くが吸血性はなく、ナメクジやカタツムリ、ミミズなどを捕食するという。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。