チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科マダラチョウ亜科アサギマダラ,学名:Parantica sita,かのんの樹木図鑑>渓舟の昆虫図鑑
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アサギマダラ

チョウ目 タテハチョウ科 マダラチョウ亜科
学名 : Parantica sita niphonica
発生時期 4〜5月に第1化
その後1〜2回発生を繰り返しながら
長距離移動する。※1
分   布 本州(関東地方以西)・四国・九州
(移動範囲は北海道から台湾に及ぶ)※2
食 べ 物 (幼虫)ガガイモ科キジョラン,イケマ ※1
参考文献
・山と渓谷社「山渓フィールドブックス5 蝶」P185 ※1
・学研「日本産幼虫図鑑」P152 ※2
・小学館:小学館の図鑑NEO 昆虫


2011.10.10 岡山県立森林公園
オタカラコウ(キク科)の蜜を吸いに訪れているアサギマダラ。
岡山県高梁市「大平山」,吉備中央町「宇甘渓」,若杉原生林,高梁市神原などで見かけた。
2006.11.25 岡山県吉備中央町
キジョランの葉裏にて。体長約17o。いままさに,葉脈を噛みきろうとしているところか。
1〜3齢幼虫で越冬するとのこと。この冬は幼虫で乗り切る。
2006.11.25 岡山県吉備中央町
「円形や半円形に溝状食痕をつけ,乳液の分泌を止めてから内部の葉を食う。」(引用:※2)
まさに,その様子が観察できた。周辺にある丸い穴も,この幼虫が開けたものだろう。縁には乳液が乾燥して白い粉状になったものがついている。

アサギマダラの「アサギ」は「浅葱
(あさぎ)色」に由来する。浅葱色とは,「緑がかった薄い藍色(薄いネギの葉の色が由来)」の意味だそうだ。アサギマダラのごく淡い水色の部分を特徴づけた名前である。
2012.8.26 岡山県高梁市「臥牛山」
ヒヨドリバナの蜜を吸うアサギマダラ
2015.8.2 岡山県真庭市「朝鍋鷲ヶ山」
心地よい夏風にのって5〜6頭が乱舞していた。
(注)作者は昆虫の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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