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スコットカメムシ

カメムシ目 カメムシ科
学名 :Menida scotti Puton
発生時期
分   布 北海道・本州
体   長 9-11mm
参考文献
全国農村教育協会「日本原色カメムシ図鑑」(友国雅章他)


2009.11.8 岡山県苫田郡鏡野町
背面は金属光沢を帯びる。小楯板の先端部の白斑,結合板の白黒のまだら模様,触角の白色部,中・後脚の脛節の白色部が目立つ。

11月の県立森林公園,建物の壁に群がっていた。本種は,樹皮下や家屋内で集団越冬することで知られているが,岡山県中部(吉備高原)では,見かけない種である。吉備高原で室内へ入ってくるカメムシの代表は,クサギカメムシである。

昭和30年発行の保育社「原色日本昆虫図鑑」(江崎悌三,竹内吉蔵)には,「多くない」との記述があるが,近年の記述を見ると,室内に入ってきて困る害虫として取り上げられることが多いことから,近年,増加した種なのかもしれない。

名前のスコットは,イギリスのカメムシ学者J.Scottに由来するということだ。
(注)作者は昆虫の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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