ハチ目(膜翅目)スズメバチ科ムモンホソアシナガバチ,学名:Parapolybia indica,かのんの樹木図鑑>渓舟の昆虫図鑑
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ムモンホソアシナガバチ

ハチ目(膜翅目) スズメバチ科 アシナガバチ亜科 ホソアシナガバチ属
学名 : Parapolybia indica
発生時期 4〜10月
分   布 本州,四国,九州
大 き さ 15〜18o
参考文献
(1) 福田春夫ほか,南方新社,昆虫の図鑑採集と標本の作り方,2009年
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.7.22 岡山県自然保護センター
木製の橋の裏面に営巣。成虫は12頭ほどいた。ムモンホソアシナガバチは腹部の黄紋は不明瞭とされるが,上の写真ではかなり鮮明に見える。しかし,頭循の黒条が明らかにないので,ムモンホソアシナガバチと考えた。
巣はヒメホソアシナガバチのように細長くならず,丸みを帯びた長方形になる。
2012.7.22 岡山県自然保護センター
樹木の根元付近の枯れ葉の裏に営巣。こちらはまだ小さく,成虫は3頭いた。
2012.8.6 岡山県高梁市「羽山渓」
マメガキの葉裏に営巣していた。
2012.8.11 岡山市御津九谷
和  名 学 名 頭 循 腹部の斑紋 オスの触角の先端
ムモンホソアシナガバチ P. indica 無紋 黄紋が不明瞭 細くなる
ヒメホソアシナガバチ
(トウヨウホソアシナガバチ)
P. varia 黒い縦斑紋 黄紋が明瞭 細くならない
▼頭循中央に黒条がある
(ヒメホソアシナガバチ)
▼頭循中央は無紋
(ムモンホソアシナガバチ)
名の由来
細長い体型で,近縁のヒメホソアシナガバチの頭循に黒条があるのに対して,本種は無紋であることによると思う。
岡山県情報
岡山県では中部から北部にかけて普通に見られる。近縁のヒメホソアシナガバチは県中部で見られるが少ない。
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