キバラケンモン

 
■ 分  類 チョウ目 ヤガ科 ウスベリケンモン亜科
■ 学  名Trichosea champa
■ 発生時期5〜10月 (蛹越冬)
■ 分  布本州、四国、九州、対馬、屋久島
■ 大 き さ開帳 42〜60o
■ 食 べ 物バラ科(コゴメウツギ、ソメイヨシノ、カマツカ)ツバキ科(ヒサカキ)、ツツジ科(シャシャンボ、ネジキ)ブナ科(ブナ)カバノキ科(イヌシデ、クマシデ、シラカンバ)
キバラケンモン(成虫)

2016.6.24 岡山県吉備中央町

キバラケンモン(幼虫)

2003.8.19 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
 かつては、ニセキバラケンモン(右写真)と混同されていたが、本種と分離された。(みんなで作る日本産蛾類図鑑より)
 外見上は酷似しているが、一見して本種の方が黒模様が明瞭で全体に黒く見える。ニセキバラケンモンは、黒模様がやや不明瞭で全体に明るく見える。
 特に分かりやすいのが、上の写真に示した前翅後縁のあたりの黒斑だろう。
 幼虫は、カレハガ科の幼虫と間違えやすい。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に分布するが、中部では少ない。吉備中央町でのライトトラップでは、10月中にかなり頻繁に飛来する姿が見られた。
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