ノコメトガリキリガ

 
■ 分  類 チョウ目 ヤガ科 キリガ亜科
■ 学  名Telorta divergens
■ 発生時期10〜11月(年1化、卵越冬)
作者は、12月28日に本種を確認している。
■ 分  布北海道、本州、四国、九州
■ 大 き さ開帳 35〜41o
■ 食 べ 物バラ科(モモ)ツバキ科(ツバキ)バラ科(ナシ、リンゴ、ボケ)などの花、つぼみ、若い果実
ノコメトガリキリガ(成虫)

2019.11.3 岡山県吉備中央町

Notepad

■ 備    考
成虫は、秋に出現し卵で越冬する。直線的な内横線と外横線、輪郭のみの環状紋、腎状紋が特徴。

ウスキトガリキリガ(Telorta acuminata)キトガリキリガ(Telorta edentata)に似るが、本種は前翅外縁が波打たず、内側にギザギザの線があるのが特徴。和名の「ノコメ(鋸目)」は、このギザギザの線に由来するのだろう。(上写真参照)

上の個体はライトトラップに飛来したもの。糖蜜トラップにも飛来した。岡山県中部での記録は少ないことから、標本として保管している。
■ 岡山県の情報
岡山県南部で普通。中部・北部では少ない。
inserted by FC2 system