■ 分 類 | チョウ目 ヤガ科 キリガ亜科 |
■ 学 名 | Nyctycia hoenei |
■ 発生時期 | 11〜12月(年1化) |
■ 分 布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
■ 大 き さ | 開帳 27o 前翅長14〜15o |
■ 食 べ 物 | 不明(カシ類の新芽との情報がある) |
2019.11.18 岡山県加賀郡吉備中央町
腎状紋が白いタイプ
2019.11.18 岡山県加賀郡吉備中央町
腎状紋が茶褐色のタイプ
■ 備 考 |
晩秋に出現する小型のキリガ。緑色の地色に、白色の腎状紋が目立つ。なお、赤褐色の腎状紋を有する個体もやや少ないが見られる。 当初、本種をナカオビキリガと勘違いしていたが「みんなで作る日本産蛾類図鑑」で間違いを指摘していただいた。 なお。和名につく「ヘーネ」は、ドイツの昆虫学者にちなむとの情報がある。 |
■ 岡山県の情報 |
岡山県南部で普通。中部から北部では少ない。2019年11月中旬、吉備中央町におけるライトトラップに多数の個体が飛来した。その後、急激に数を減らしたが、12月中旬までは時折飛来することがあった。 |