オオシモフリスズメ

 
■ 分  類 チョウ目 スズメガ科 ウチスズメ亜科
■ 学  名Langia zenzeroides
■ 発生時期3〜4月(年1化)
■ 分  布本州,四国,九州
■ 大 き さ開帳140〜160o
■ 食 べ 物バラ科(ウメ、アンズ、モモ、スモモ、サクラなど)
オオシモフリスズメ(成虫)

2020.3.29 岡山県加賀郡吉備中央町上野

オオシモフリスズメ(成虫)

2020.3.27 岡山県加賀郡吉備中央町上野

オオシモフリスズメ(幼虫)

2003.7.6 岡山県和気町

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■ 備    考
早春に出現する大型のスズメガ。
日本産スズメガ類で最大であり、そのフォルムのカッコ良さも相まってスズメガマニアにはたまらない一品。
特に前翅後縁のギザギザは魅力的である。
成虫は刺激を受けると「ギイギイ」と音を発する。
幼虫も10pを超える大きさで、私は1度しか出会ったことがないが、刺激すると鳴き声を発していたように記憶している。
■ 岡山県の情報
まだ蛾の出現の少ない早春に羽化するため目にしにくいが、岡山県全域に分布し、普通。
筆者は2016年から吉備中央町での観察を続けているが、例年4月の第1週に出現している。
よく燈火に飛来するが、多くの個体がカラスの格好の餌になっている。
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