クロメンガタスズメ

 
■ 分  類 チョウ目 スズメガ科 スズメガ亜科
■ 学  名Acheronita lachesis
■ 発生時期7〜8月
■ 分  布本州,四国,九州,南西諸島
■ 大 き さ開帳100〜125o
■ 食 べ 物ゴマ、ナス、トマト、キササゲ、タバコ
クロメンガタスズメ(成虫)

2017.7.15 岡山県高梁市巨瀬

クロメンガタスズメ(幼虫)

2010.9.28 岡山県高梁市有漢

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■ 備    考
成虫の胸部背面にある模様が「人面」に見立てられる。近縁のメンガタスズメとは、腹部背面の黒色部分の幅などで区別できる。本種の方が明らかに太い。
幼虫も巨大で、様々な野菜で見かける。幼虫もメンガタスズメと似ているが、本種の尾角は先端がクルリと反り返るのが特徴。
成虫は蜜泥棒としても知られ、ミツバチの巣箱に侵入して蜂蜜を奪う。巣箱内で本種を見かけることも多いそうだ。
なお、成虫の出現期については、多くの書籍が夏としているが、春先の出現の情報も多い。越冬態不明とされており、長距離飛来により繁殖している可能性もある。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に分布する。南部で普通、中・北部では少ない。
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