コガタシロモンノメイガ

 
■ 分  類 チョウ目 ツトガ科 ノメイガ亜科
■ 学  名Piletocera sodalis
■ 発生時期6〜8月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬、種子島、屋久島
■ 大 き さ開帳 14〜18o
■ 食 べ 物不明
コガタシロモンノメイガ(成虫)

2022.6.6 岡山県吉備中央町上野

Notepad

■ 備    考
ツトガ科ノメイガ亜科の1種。
黒地に淡黄色の紋をもつノメイガは複数種あり、判断に迷うことは多い。
・外横線外側の淡黄色の帯は、前縁で太くなる。
・前翅中室内に四角形の紋がある。
・後翅の淡黄色の帯が特徴的である。
以上が本種を見分けるポイント(私見)。
なお、前翅前縁が翅頂付近で「く」の字に折れて見える個体が多いようだが、そうでない個体もある。雌雄差だろうか?

和名「コガタシロモンノメイガ」の「コガタ(小型)」が気になって調べてみると、シロモンノメイガBocchoris inspersalisという種もいるのだが、あまり似ておらず、分類でも属レベルで異なる。

分類的にはクビシロノメイガPiletocera aegimiusalisと近縁であり、外観もよく似ている。
■ 岡山県の情報
岡山県北部から中部で普通。南部では少ない。
(岡山県野生生物目録2019)
inserted by FC2 system