チャエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Megabiston plumosaria
■ 発生時期11月
■ 分  布本州、四国、九州、対馬、南西諸島
■ 大 き さ開帳 39〜45o
■ 食 べ 物ツバキ科(チャ)クルミ科、バラ科、ミカン科、ブナ科、クワ科、リョウブ科
チャエダシャク(成虫)

2019.11.23 岡山県吉備中央町

チャエダシャク(幼虫)

2006.5.21 岡山県和気町

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■ 備    考
晩秋に羽化する大型のエダシャク。
体色は全体に灰褐色で、胴体がやや黄色を帯びているのが目に付く。
オスの触角は大きな羽毛状でよく目立つ。メスの触角は糸状。
内横線と外横線は黒色ではっきりとしており、特徴をとらえやすい。

雰囲気はナミガタエダシャク Heterarmia charon に似ているが、横線の特徴を比較すれば区別できる。また、出現する時期が異なる。

アシズリエダシャク Megabiston ashizuriensis にも似るが、これは分布域が四国、南西諸島に限られているようだ。
■ 岡山県の情報
岡山県では南部で普通。中部から北部では少ないとされる(岡山県野生生物目録2019)。

《2019年 吉備中央町》
11月9日に初めてライトトラップに飛来。その後、11月いっぱい多くの個体が飛来した。最終は12月3日。
少なくとも、吉備中央町(岡山県中部)においては、本種は決して少なくないという印象を受けた。
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