オカモトトゲエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Apochima juglansiaria
■ 発生時期3〜4月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 36〜45o
■ 食 べ 物クルミ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、クロウメモドキ科、ツバキ科、リョウブ科、ツツジ科、ウルシ科
オカモトトゲエダシャク(成虫)

2020.2.16 岡山県吉備中央町(成虫)

オカモトトゲエダシャク(幼虫)

2005.5.15 岡山県吉備中央町(幼虫)

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■ 備    考
成虫は静止した状態で、前翅と後翅が離れる。クワトゲエダシャク(Apochima excavata)に似る。
幼虫は、鳥の糞に擬態していると考えられている。体色は白と黒、特に白い部分は艶があり質感もリアルである。
さらに、刺激を受けると頭部を腹側に折り曲げる姿勢をとり、鳥の糞になりきる。
■ 岡山県の情報
岡山県では南部で普通。中部から北部では少ない。(岡山県野生生物目録2019)
筆者の観察では、吉備中央町(岡山県中部)では決して少なくはない。

近縁のクワトゲエダシャク(Apochima excavata)は、岡山県中部のみで記録があるが、ここ数十年間は記録がない。
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