ヒメノコメエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Acrodontis kotshubeji
■ 発生時期10〜11月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 オス48〜53o メス45〜50o
■ 食 べ 物広食性:ブナ科、ニレ科、ニシキギ科、ミズキ科、ツツジ科、エゴノキ科、カバノキ科、キブシ科など
ヒメノコメエダシャク(成虫)

2020.10.30 岡山県吉備中央町上野

ヒメノコメエダシャク(成虫)

2019.11.2 岡山県吉備中央町上野

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■ 備    考
秋に羽化する大型のエダシャク。
静止時には、頭を上にしてまっすぐ止まっていても、腹部を曲げる習性がある。
オオノコメエダシャク Acrodontis fumosa に似るが違いは上の写真の通りである。
一般的には、オオノコメエダシャクの方が大きい傾向にあるようだが、Gallery【4】の個体は、形態的特徴からヒメノコメエダシャクと考えられるが、開帳が56oもあった。
■ 岡山県の情報
岡山県では南部からのみ記録があるが少ない(岡山県野生生物目録2019)。
今回は、本種が岡山県中部にも分布することが確認できた。
ちなみに、近縁のオオノコメエダシャクは、県内全域に分布するようだが、私は県中部ではヒメノコメエダシャクしか目撃していない。
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